脊髄刺激療法(SCS) vol.2
SCSの適用と導入フロー
保険適用
前回の記事では、SCSの基本について学びました。
本記事では、保険適用のフローについて解説します。
本記事では、保険適用のフローについて解説します。
保険点数


価格と種類


導入フロー
治療の流れ


フォローアップ
SCSは、患者様の痛みに合わせて機器の設定の調整が可能となっています。この調整は、外部のプログラム用の機器から簡単に行えるため、患者様が外来受診をされるタイミングで、機器の調整を行う場合があり、これをフォローアップといいます。このフォローアップを実施した場合、「在宅自己疼痛管理指導管理料(1,300点)」の他に、「疼痛等管理用送信器加算(600点)」が算定できます。
施設基準
施設基準として、以下のことが求められます。
- 脳神経外科、整形外科又は麻酔科を標榜しており、当該診療科の常勤医師が1名以上配置されていること
- 診療所である保険医療機関においても届出が可能であること
合併症・感染症


治療効果以外のメリット
メリット1. トライアルで効果を確認できる
メリット2. 治療が不要になれば抜去できる
メリット3. 痛みの変化に合わせて自分で刺激の調整ができる
有害事象
- 麻痺
- 植込まれた物質に対する組織反応
- 時間の経過に伴う、本品植込み部位における皮膚腐食
- 植込み部位の一時的な痛み、感染症、脳脊髄液漏、硬膜外出血、漿液腫、血腫
- MRIへの曝露は組織内の温度の上昇、アーチファクトの出現、神経刺激装置の誘導電圧、又はリードのディスロッジを起こす可能性がある
- 胸壁における痛みを伴う電気刺激(術後、数週間にわたり特定の神経根を刺激したことによる)
- 時間の経過による神経刺激装置の植込み位置からの移動
- 衰弱、ぎこちなさ、しびれ、又は疼痛が期待値に達しないもの
- IPG又はリード部位における、永続的な痛み