
あなたの寄付が未来の日本の医療を担う若手の力に。
“アプリで医学教育”の活動への継続的なご支援をお願いします。
はじめに
私たちは大阪大学初の医療ITベンチャー企業「Medeco」です。
Medecoは「医療者の働き方をデザインする」を理念に、「地域に暮らす人々が、どこにいても専門的な医療を受けられる社会をつくりたい」という想いから、私たちは専門医育成アプリの開発に挑戦しています。
2023年にリリースした整形外科専門医育成アプリ「整形外科これだけ」は、口コミだけで公開2ヶ月で1,000名、現在は4,500名を超える医師にご利用いただいています。


次のステップとして、整形外科に限定せず、すべての診療科を対象にした専門医育成アプリ「Medeco Pro」を推進するため、本プロジェクトを始動しました。
解決したい社会課題
市民・医療従事者・医学生の誰もが、医療格差に関する不安や課題を抱えています。


例えば、高齢化で需要が高まる整形外科医は、東京都で人口10万人あたり21.4人に対し、岩手県は10.5人と2倍以上の差があります。
「身近な骨折や関節の痛みですら、専門的な治療を受けるのが難しい」——これが地方医療の現実です。


整形外科だけでなく、どの診療科でも医師偏在は深刻です。
産婦人科では、 東京都は人口10万人あたり15.2人に対し、最も少ない埼玉県は7.2人。全国平均(10.1人)を3割下回ります。
妊婦さんが県外へ出産場所を探さざるを得ないという現実があります。


小児科では、東京都は人口10万人あたり25.1人に対し、最も少ない埼玉県は11.9人と2倍以上の格差があります。
夜間や休日に子どもが急病になっても、すぐに専門医に診てもらえないという不安が地方で続いています。


この課題に向き合う背景
私たちは、現場の医師の声に基づき「医師が医師を育てる仕組み」が不足していることを痛感しました。
2023年に開発した「整形外科これだけ」は、若手医師にとって日常診療の「相棒」のような存在となり、2ヶ月で1,000人が登録。現場でのニーズを強く実感しました。
その経験をもとに、「先輩医師が後輩医師を育てる」教育コンテンツをさらに拡充しようとしています。
このプロジェクトで実現したいこと
次世代の専門医を育成するため、「Medeco Pro」を開発します。
すでに大阪大学をはじめ、全国の大学から50名以上の第一線で活躍する医師が協力してくれています。
- 専門医試験対策機能の搭載
- 診療科ごとに必要な知識・スキルを体系化
- 10〜20年目の先輩医師が、学生や若手に教えるような実践的コンテンツを制作
この取り組みを通じて、地域にいても最新の知識を学べる環境をつくり、都市と地方の医療格差を縮小していきます。
リターンについて
- 活動報告レポート(限定公開)
- 開発中コンテンツの先行体験
- 医師からの感謝メッセージカード
- ご支援者様のお名前をWebサイトに掲載(希望者のみ)
応援メッセージ

分類や解剖に関しては、さらに詳細な内容があると若手の勉強になると思います。
今後ますます便利になる事を期待しています。

私の病院では、整形外科のみならず、他科のレジデントや初期研修医にも勧めており、大好評です。

さいごに
私たちが目指すのは、「地域にいても、安心して医療を受けられる社会」です。
誰もが住む場所に左右されず、必要な時に専門的な医療にアクセスできる未来。そのためには、若手医師がしっかりと学び、地域で活躍できる仕組みづくりが欠かせません。
このプロジェクトは単なるアプリ開発ではなく、日本の医療の未来を支える「人材育成」への挑戦です。 私たちは本気で、医療格差を小さくし、すべての人が安心できる社会を実現したいと願っています。
どうか、あなたの応援でこの一歩を後押ししてください。
仕組みをつくる。


